今日は、私が35歳で未経験の業界に転職した体験談をお話ししたいと思います。年齢的にも不安が大きく、「本当にこのままでいいのか?」と自問自答する日々を過ごしていた私が、どのように転職を決意し、実現したのか。そのリアルな葛藤や乗り越えた壁を、この記事で共有します。
■ 転職のきっかけ:このまま今の会社にいても未来が見えなかった

私は新卒で入社した中小企業で、営業職として10年以上働いていました。仕事にも慣れ、そこそこ結果も出せるようになっていたのですが、ふとしたときに「この仕事をこの先20年続けていけるのか?」と強く不安を感じました。
特に30代後半が近づくにつれ、会社の将来性や自分のスキルの限界を意識するように。周囲の友人がキャリアアップしていくのを見て、焦りも感じていました。
■ 転職活動を開始:最初の一歩が一番怖かった

転職サイトに登録したのは、ある晩、飲み会の帰り道でした。酔った勢いもあり、「このままじゃダメだ」と思い、スマホから登録。そこから少しずつ転職活動を始めました。
ただ、未経験の業界への挑戦は簡単ではありませんでした。書類選考で落ち続けたり、「年齢的に厳しい」と面接で言われたこともあり、正直心が折れそうになったこともあります。
■ 転機は「人との出会い」だった

そんな中、ある企業の面接官が、私の営業経験を「異業種でも活かせるスキル」として評価してくれました。その企業はIT系の会社で、カスタマーサクセスのポジションでした。
未経験ではあったものの、「人と話すことが得意」「課題解決が好き」という私の強みを活かせる仕事。自分の中でも「ここでチャレンジしたい」という想いが強くなり、入社を決意しました。
■ 転職してよかったこと、そして今

転職して半年が経ちました。毎日が学びの連続で大変ではありますが、以前よりも仕事に対して前向きな気持ちで取り組めるようになりました。何より、「自分で選んだ仕事」という自信があることが大きいです。
もちろん、年齢的なハードルや未経験という不安はありました。でも、「やってみないと分からない」「今が一番若い」と思って行動したことは、本当に良かったと今では思っています。
■ これから転職を考えている方へ
転職は怖いし、不安もたくさんあります。でも、それ以上に「今のままでいいのか?」という疑問があるなら、一歩踏み出す価値はあると思います。
私は35歳で初めての転職を経験しましたが、「遅すぎた」とは一度も思っていません。むしろ、遅かったからこそ見えたこともありました。
あなたにも、きっと可能性があります。ぜひ、自分の人生を自分の手で切り拓いてください。
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